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予防策
手洗い・咳エチケットHand wash / cough Etiquette
手洗いと咳エチケットをしっかりと!
「かからない」、「うつさない」。
指先、指の間、親指、手首は特に注意してしっかりと手洗いをしましょう。
咳やくしゃみが出るときはマスク、ティッシュ・ハンカチ、
そでなどで鼻と口をおおいましょう。
手洗いとワクチンの重要性The Importance Hand wash & Vaccination
感染症にならないために、あなたが今すぐできること。
手洗いは、日々の生活の中でできる、きわめて有効な感染対策です。
病原体(細菌やウイルス)の多くは、まずはわたしたちの手に付着します。
そのウイルスがついた手で鼻や口などに触れると、その病原体が体内に侵入して感染が成立します。
また、病原体のついた手で様々なものに触れ、周りの人がそれらに触れることで感染が拡がっていきます。
私たちの手は様々な感染症を運んでしまいます。
手を洗うことはとても重要で、手についた病原体があなたのからだに侵入するのを防ぐだけでなく、
周りの人に感染を拡げることを防ぐこともできるのです。
ワクチンで予防できるものがたくさんあります。
ワクチンを打つと、身体はその病原体に対して免疫を獲得します。
そうすると、その病原体が身体に侵入しても、病気にならない、または病気になっても症状が軽くすむようになります。
ワクチンで予防できる細菌感染症
インフルエンザを予防しましょう
例年、12月から3月がインフルエンザの流行シーズンです。
一人一人がインフルエンザにかからないようにすること、
またかかってしまったときには
他の人にうつさないようにすることが大切です。
インフルエンザの症状
- 38度以上の発熱、咳、のどの痛み等に加えて頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が現れます。
- 特に基礎疾患(持病)のある方や高齢者乳幼児は重症化しやすいので注意が必要です。
- かかったら、水分をよくとり、戸外へ出るのを避け、しっかり休養しましょう。
どうやって感染するの?
- 飛沫・接触感染の2種類があります。
- 飛沫感染とは?
感染した人の咳など飛沫 (しぶき)の中にあるウイルスをロや鼻から吸い込むことにより感染することです。 - 接触感染とは?
ウイルスが付着した手で鼻や口に触れることで粘膜などを通じてウイルスが体内に入り感染することです。
どうしたら感染がふせげるの?
- まず、手洗いをしましょう。
外から帰ったら、手洗いを心がけましょう。 - うがいをしましょう。
- 健康管理に気をつけましょう。
栄養と睡眠を十分にとり、 体力や抵抗力を高めておくことも大切です。 - 室内では適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
嘔吐・下痢症を予防しましょう
嘔吐下痢症は感染性胃腸炎とも言われ、
ノロウイルスやロタウイルス、 サポウイルスなどにより、
冬季から春にかけて多く、感染力が非常に強く、
少ないウイルス量で感染します。
感染したときの症状
- 感染後、24~48時間で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。
- 通常1~2日で回復します。幼児では、脱水、高齢者では食欲不振に加えておう吐物の誤嚥が見られると重症になることがあります。
- 感染すると、 症状がなくなっても1週間程度ウイルスが便に排出されます。
感染経路は?
ほとんどが手指や食品など介しての経口感染です。
- ウイルスに汚染された食品を食べたとき。
- 調理する人などの手を経て汚染された食品を食べたとき。
- 感染した人のふん便や吐物から人の手を介して他の人へ感染します。
感染を予防するためには?
ウイルスは人の手を介して感染が拡大します。
特に、ふん便やおう吐物の処理時に手が汚染されやすいので注意が必要です。
手洗いを十分行って感染予防に努めましょう。
ヘルパンギーナ(夏風邪)を予防しましょう
ヘルパンギーナは発熱と口の中の粘膜にみられる水疱性の発疹を特徴とし、
その大多数はエンテロウイルスやコクサッキーウイルスの感染によるものです。
毎年5月頃から流行し始め、6~7月がピークとなります。
年齢は4歳以下がほとんどで、1歳代がもっとも多いです。
感染したときの症状
- 2~4日の潜伏期の後、突然の39~40℃の高熱に続いて咽頭の粘膜の発赤が目立つようになり、上あごの粘膜やのどの奥に直径1~2mmほどの小水疱が出現します。小水 疱は破れて浅い潰瘍を形成し、疼痛を伴うことがあります。
- 症状が強い急性期にもっともウイルスが排泄され感染力が強いですが、回復後にも2~4週間の長期にわたって便からウイルスが検出されることがあります。
感染経路は?
- 感染経路は接触感染を含む糞口感染と飛沫感染です。
感染を予防するためには?
ウイルスは人の手を介して感染が拡大します。
特に、ふん便やおう吐物の処理時に手が汚染されやすいので注意が必要です。
手洗いを十分行って感染予防に努めましょう。
- 永井こども医院
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